青年期・成人期
大学などへの進学に向けた準備
2021年7月30日
大学受験について
現在、多くの発達障害のある方が大学などで学んでいます。大学などへの進学を希望する場合、説明会やオープンキャンパスへの参加、インターネットで公開されている情報なども利用し、できるだけ大学生活を具体的にイメージできるように情報収集することが大切です。どの大学や学部を選べばよいのか、家族や学校の先生(担任や進路指導の先生など)にも相談をしながらじっくり考えていきましょう。
大学受験をするのであれば、事前に知っておいたほうがよいことや、準備しておいたほうがよいことがあります。大学へ進学するには、筆記試験や面接試験などを受験する必要があります。障害などの状況によっては、受験の際に必要な合理的配慮を受けることができます。
大学入学共通テストにおいて、受験に際して配慮を申請するには、所定様式の診断書が必要です。大学入試センターのホームページから、「受験上の配慮案内」をダウンロードして内容をよく確認してください(医師に所定様式に記入してもらう必要があります)。
申請期間や手続きの方法など、詳しいことはこちらを参考にしてください。※試験時間の延長の申請方法などについても記載されています。
- 令和3年度大学入学共通テストにおける受験上の配慮(概要)(独立行政法人 大学入試センター)
- 令和4年度大学入学共通テスト 受験上の配慮案内 (独立行政法人 大学入試センター)
高等学校からの支援情報の引き継ぎ
高等学校に在学中に必要な支援や配慮を受けていた場合、その情報を大学にも伝えておくことによって、入学後に安心して学生生活を送る上で役に立つでしょう。
就学・進学に関すること
発達障害教育推進センターでは、発達障害に関するよくある質問を「発達障害Q&A」にわかりやすくまとめています。就学・進学に関することでは、高校受験や大学受験に関する内容も取り上げられています。
- 就学・進学に関すること(独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 発達障害教育推進センター)
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