2021年7月30日
お子さんと関わる際に
発達障害のあるお
子さんと
関わる際には、
基本的な支援原則があります。とくに
大切な2つの
ポイントとして、
肯定的な接し方や
スモールステップの考え方があります。
また、
学童期・思春期のお
子さんにとっては、
一日の大半を
過ごす場所である
学校で
受ける影響はとても
大きいものです。お
子さんが
安心して
学校生活を
送るための
ポイントには、たとえば
次のようなことがあるでしょう。
お子さんの特性を知りましょう
お
子さんに
生活しにくい
様子がみられれば、まずは
何に困っているのかよく
観察することが
大切になります。お
子さんが
力を発揮しやすい
状況はどういう
条件がそろったときなのか、
観察した
様子を
整理することで、
不必要な
ストレスや
失敗体験をなくし、
安心できる
環境をつくることが
大切です。
わかりやすい環境を用意しましょう
どのような
場面で、どのような
工夫をすればお
子さんが
行動しやすいのか
考えることが
必要です。お
子さんにとってわかりやすい
環境を
整えることにより、
力が発揮しやすくなります。
見通しがたてられるよう
事前に予告したり、
手順やルールを
明確にする、
具体的に
伝えるなど、
個に応じた
工夫が有効です。
お子さんからのサイン
お
子さんによっては、
日々の生活を
過ごす中で
抱えた
不安やつらさなど、
ストレスをうまく
処理できなくなり、それが
心や
身体の
症状としてあらわれる
場合もあります。
周囲の
大人は、お
子さんからのSOSとして、
早めにその
サインに
気づくことが
大切です。
睡眠はしっかりとれているでしょうか。
普段と
比べて、
機嫌や
表情、
食欲はどうでしょう。
家と
学校ではお
子さんの
様子が
違うこともあるので、お
子さんの
様子について
気になることが
出てきた
場合は、まずは
担任の
先生に
様子をきいてみましょう。
学習に
関係することのほか、
休み
時間の
過ごし方や
同級生とのかかわりの
様子などもきき、
何か
対策が
必要であれば
学校の
先生たちと
一緒に
考えていきましょう。
思春期の学校生活…とくに思春期の女子について
思春期を
迎えると
対人関係が
複雑になっていき、
発達障害の
特性をもつお
子さんたちにとっては、
戸惑いを
抱えやすい
時期となります。
周囲の
適切な
理解と支援が
大切なのはどのお
子さんにとっても
共通していますが、とくに
女性の
発達障害は
気づかれにくいといわれています。そこで
発達障害の
特性をもつ
思春期の
女子ならではの
難しさを
理解し、
見守ってもらうための
記事をまとめました。
主に
支援者向けに、
学校生活での
気づきと
支援の
ポイントをまとめたものですが、よろしければご
家族の
方もお
読みください。